インプラントアテンディングドクター 東京職人歯医者 |
インプラント治療は大学教育ではさわり程度でほとんど教育カリキュラムにはない。歯科医師となりメーカー主催の1〜2日の講習会を受ければたとえ新卒でもその日から専門医を名乗るのは自由である。講習会は現実的には製品説明会のようなもので、そんなものは実際はほとんど役に立たない。本当に必要なのはアテンディングドクターであると自分は考えている。世界最安値の歯科治療費に追い込まれている歯科医師はスキルの無いドル箱インプラント治療に手を出す。表には出ない問題が後を絶たない。売れれば誰にでも売るメーカーも大問題ではある。儲かれば良いメーカーはもちろん責任の一切をとらない。
自分はインプラント治療をするために10年間は口腔外科やインプラント治療部、歯科麻酔科研修そして国際デンタルアカデミーで修行をしてきたが、今はそんなことをせずとも誰でも簡単にインプラント治療が出来るようになった。
今日はインプラント治療を始めたいという歯科医師から問い合わせがあり、インプラント手術に関する準備や手技のアドバイスを行なうためにある歯科医院へインプラントアテンディングドクターとして訪問した。
インプラントアテンディングドクターとは基本的にマンツーマンで、インプラント治療におけるソフト面(手技等)やハード面(医療機器、器材)等のアドバイスを行なうドクターである。オペにも立ち会いその場でアドバイスをしたり、時には術者となりその歯科医師のフォローを行なったりもする。今は数名の歯科医師のアテンディングを請け負っている。
以前はインプラント外科・補綴専門医として歯科医院を関東近郊の歯科医院を多く担当していたこともあったが、今は難しいケース以外は自分でやりたいという歯科医師が増えてきた。
しかし、病院等の口腔外科の修練をしている歯科医師以外はインプラント治療はすべきではないと自分は考える。(少なくとも埋伏歯抜歯が速やかに15分程度で出来る技術が無くてはならないと考えている。)
インプラント治療は10数年前は歯科医学のトータル的知識と技術を持ったものが行なうものであるとされてきたが、現在は専門知識はなくとも誰でもやさしく行なえるようになり、現実はメーカー主催の1〜2日間コースを受ければ、その日から専門医師を名乗ることも可能だ。
しかし、歯科医師だけではなくメーカーも売れれば何でもありの拝金主義の姿勢が大問題とはなっている。10数年前はプライドの高いインプラントメーカーは技量的設備的に条件を満たした歯科医師・歯科医院にしか売らないところもあったが、人を勝ち組負け組と評価する拝金主義の世の中ではそうは言っていられなくなったようだ。
怪しい認定医制度はあるものの専門医制の無い今の日本では外科的習得がなくともインプラント治療をしなければならないやむを得ない情勢があるので、アテンディングドクターを請け負うことで、少しでも危険回避の役に立てればと思う。
切開、剥離、縫合、止血、滅菌操作、ドレーピング…。
外科に籍を置いたことが無い先生は先ずは基本から行ないます。
インプラントアテンディングドクター
東京職人歯医者
…とは、一般的にインプラント外科処置のみを請け負う歯科医師を言う。各医院に出張して行なうことからフライイングドクターと呼ばれる。
7〜8年前は自分はフライイング専門でもやっていたことがある。