【イリタニオフィス 治療費における滅菌管理費用】 |
医療安全と滅菌管理とは患者には直接目に触れることがほとんど無いものであるが、医療を行うにあたり最も重要事項といえる。
医療安全・滅菌管理の仕事のほとんどはそのかかる費用、滅菌業務のコスト削減が大きなテーマとなる。
イリタニオフィス 治療費における滅菌管理費用
清潔さは医療の質に比例する。質は最高のものに限る
本気なので同時並列診療のない完全予約制
本気なので完全に隔離された個室診療
本気なので全ズタッフは毎日滅菌管理研究
医療器具機材医薬品にとどまらず、滅菌管理に関しても質は最高のものに限る。
当オフィスにおける患者一人当たりにかかる滅菌管理費用は消耗品だけで715円という結果が出た。
恐縮ながら日本国内で唯一滅菌保証を提示している歯科医院の一つであろう。結果として残念ながら安全のためにかなり患者負担がかかってしまっている。
更に光熱費や人件費、その他その患者に必要だった治療器機器等のカバーやディスポ製品などを加えれば患者1来院につき滅菌管理費用だけで数千円単位だろう。これはもちろん皆さまから頂いているイリタニオフィスの治療費に反映する。治療椅子に座っただけでそれだけの安全の費用とコストがかかっていることということだ。
全ては患者のための清潔さと安全の追求である。。
現実的に安全と清潔はただではない。安全かつ清潔には費用とコストがかかり治療費に上乗せされている。安全で清潔な環境を維持するのは莫大なコストがかかる。
すべてのものは滅菌されそれが保証され、出来ないものは使い捨て。
すべてを滅菌するので一日中滅菌器をフル稼働させても最高7〜8回。ゆえに滅菌器1台あたり患者は5〜6名と決まってしまうのである。それ以上診ればすべてのものは滅菌していないということになる。
一般的な歯科医院で患者10名以上のところは滅菌は不可能となる。国立最高学府大学病院でも滅菌は出来ていないことが前日開催された学会でも発表された。
しかし滅菌管理は最後はそれを行うスタッフで決まる。いい機材を揃えても稼働させるスタッフの能力が高くなければすべては無駄になってしまうだろう。
例えば医学とは無縁の歯科秘書のブログ。私は素人でも医療従事者であるのでこのレベルを要求する。
http://yaplog.jp/tresor1113/
オフィスでは就業規則でパート・常勤の全スタッフに年に2回以上の滅菌管理に関するセミナー出席を課し更にレポート提出と院内プレゼンテーションも課している。そしてほぼ毎日勉強会と研究会で安全管理の議論をしている。
滅菌管理研究会http://sterilization.hatenadiary.jp
ここまで実行していやれることは全てやる。やっていないことを常に考え更に取り入れる。
安全な歯科医院を選ぶか、滅菌もままならい医院を選ぶかは患者の自由である。
最高の質をさらに最高状態に保つために、さらにコスト削減のため滅菌管理研究会では検討していくことになる。
イリタニオフィス医療安全滅菌管理研究会
歯科医師 入谷治