歯科医師の腕 治療後歯にフロスで挟まる取れない 東京職人歯医者 |
東京超高解像度マイクロCTスキャン顕微鏡歯科治療
設備や医薬品のモノの存在は認識できても
治療の成功とはさほど関係はない。腕は判断しようがない。
何も分からない患者にはフロスだけがその歯科医の腕の指標、判断基準となる。
根管治療はここhttp://iritani.exblog.jp/
患者が腕の良い歯科医師かどうかを東京職人歯医者ガイドライン
どんな素材のものを入れようがフロスが挟まらずささくれずスムースにパチパチと出し入れ出来なければダメである。
そのためには100ある行程の一つたりとも手を抜いてはいけない。100ある行程のすべてを歯科医師自ら行ない、顕微鏡で全てを見ていなければ良い治療は出来ないだろう。
その歯科医がどのくらいの腕の持ち主なのかを見極めるにはプロ同士であれば容易に判断することが出来る。診療室や働くスタッフの風景であったり、検査(写真や動画は撮影しているか)や診査(多岐にわたる検査はしているか、歯型はあるか)・診断であったり色々なことを診て判断できるだろう。しかし、一般の患者にはいくらネットで勉強しようが、金で買える専門医や認定医やランキングを参考にしようが、病院の設備や患者の賑わい具合で決めようが無理であろう。そんなに簡単ではないからである。それらは客寄せのイメージや妄想にすぎないかもしれない。東京超高画質マイクロCT顕微鏡歯科治療歯科医師の腕の見せどころ最もわかりやすいのが治療後にデンタルフロスがパチパチ弾くこと
明らかな事実は、

歯科医がフロスの存在を患者に伝え、フロスでの手入れの仕方と重要性を患者に知らせているかどうかである。
治療後フロスがパチッと入りパチッと弾き出すことが出来るかどうかである。キツすぎて入らなかったり、ささくれたり、切れたり、ユルユルでスカスカであったりしてはいけない。金であろうが、銀歯であろうが、セラミックであろうが保険であろうが自費であろうが同じである。
【症例】
数ヶ月前に都心の有名審美歯科専門クリニックにて多数の銀歯に審美的な治療を行なったとのこと。治療直後よりフロスを入れると挟まりとれなかったりギチギチして切れるとの訴え。
顕微鏡下にて観察すると隣接するクラウンにインレー形成時に切削し傷をつけたと思われる形跡がある。
→患者の希望もありクラウンは除去せずストリプスで研磨をした。

レントゲン画像でも多くの問題点がある。
これではいくら調整しても限界はあるが経過観察とした。

更に第一大臼歯遠心でも引っかかる、抜けないという訴えがあった。その部分を顕微鏡で観察するとインレー辺縁に鋭縁部と浮きを認めその隙間にフロスが入り込み挟まってしまうようだ。
以下は全てFull time-Direct-Working Viewの動画録画中の静止画像である。
このテクニックが出来る顕微鏡専門歯科医師のみが見ることが出来る景色である。
男性、右側下顎第一大臼歯遠心ダイレクトビューである。

治療中の直視画像。
肉眼やルーペでは見えないのでこのような処置は不可能であろう。


形成完了。歯石や縁下にセメントが取り残されていたのでついでに除去をした。これも肉眼やルーペでは絶対に不可能な処置である。

流し込み充填完了

フロスは切れることなく挟まらずにスムースにパチパチと通るようになった。
ちなみに他歯も深刻な状態である。後に破折や脱離を生じていくことになった。
基本的には現代のセラミックは破折や脱離といったトラブルは起きることはほとんどない。セラミック似ついてネット上ではいろいろ言われているがセラミックの問題ではなく術者の問題が多分に含まれていることは知られていない。
ちなみに数ヶ月前に治療した他歯についても深刻な状態にあった。後に破折と脱離をしていくことになる。


このような原因としては、
形成(ドクターの未熟)
印象の問題(保険適応のものを使用した。ドクターでないものが印象再得をした。)
石工模型の問題(練和、混水比、注入が適当、ドックター以外の素人が行なった)
技工士の問題
接着法の問題(防湿、歯の処理、インレー内面処理、接着剤の選択)
100ある行程に中で1つのミスがあれば全てがダメになるのが歯科治療である。
100でなければフロスはパチパチとは通らない。
歯科医師の腕の評価は虫歯の治療後にフロスのチェックを行なえばよい。

左下論外。
インレーやCR充填はいかにフロスをキレイにパチオパチ通すようにするかが歯科医の腕。最近の接着剤は着きすぎるので、過剰に着いてしまった接着剤を除去するには顕微鏡が必要不可欠であることは顕微鏡専門歯科医師の間では常識となっている。残念ながら肉眼やルーペでは除去は不可能なのである。従って審美的な治療は顕微鏡を使いこなさなければ余剰セメント除去不可能というリスクがあるということになる。実際に顕微鏡無しでの仕事と思われる治療の除去の仕事はかなり多い。患者は全く気がついていないことも多い。
東京超高画質マイクロCTスキャン顕微鏡歯科治療
.