高度インプラント治療テーム インプラント症例発表 東京職人歯医者 |
診療を早く切り上げセミナー会場へ
衛生士naomiさんと秘書のsachiさんも別会場でセミナー
秘書@sachiのブログ
場所 東京都
日時 2008.12.6 6pm~10pm
高度インプラント治療・チームザイゴマ主宰
写真 ケースプレ発表中
左が神の手を持つ師匠
右が普通の職人…自分です。
一月前に師匠の主宰するインプラントセミナーでケースプレゼンテイションをするよう師匠から命令が下った。今日はその発表の日。
テーマは当院に特徴的なケース、『(他院での)インプラント治療後トラブルケースとそのフォローアップ』である。
東京医科歯科大学インプラント治療部に在籍していた頃は埋入ケースより除去ケースが多かった。開業した今でもその流れは変わらない。
最近は、インプラントありきの歯科治療が主流となってしまった。要するに安易に抜きインプラントを入れるという風習になったということである。歯医者は金が愛おしいからである。歯を残すことが責務である歯科医師の役割はどこかへ行ってしまったようである。歯を残す歯科医師は貧乏になるからである。インプラント様様。金金。
歯を残す責務の歯周病専門医でさえ、相対するインプラント治療を標榜する始末である。歯周病インプラントセンターという矛盾した標榜を最近ではネットなどで多く見かけるがわけが分からない。
そんな中、ケースプレでは他院にてインプラント治療を行ない結果として残念ながら当院でインプラントを除去したケースを2例紹介した。
一つは自称世界で一番の症例数を誇っているというある歯科医院でのケース
もう一つは経験の無い歯科医師が行なったケース。
経験があろうが無茶をすれば失敗する。症例世界一番は歯を抜くチャンピオン、必要ないのに闇雲に打てるだけ打つチャンピオンである。ある著名な歯科医院(東京医科歯科大学インプラント治療部時代にはトラブル・除去ケースの要注意歯科医院、未だに自分の前から消えない。)
経験の無い歯科医師は行なうべきではない。外科系の施設で外科の基本手技を学んでからインプラント治療は行なうべきと考える。口腔外科で研修を積んでいない歯科医師はよく考えてインプラント治療を行なうべきである。外科の基本手技を得てインプラント治療を行なっている歯科医師は、インプラントをやっているという歯科医師の数十名〜100名に一人だろう。
歯を残すのはスキルが無ければ出来ない。極一部の歯科医師にだけ出来るのである。
インプラントは誰でも簡単に入れられる。インプラント治療は頭と腕が無くても簡単なのである。
歯を残すヤツが金持ちになる予防医学中心医療を目指せ。
インプラントを入れる歯科医師は貧乏になるシステムにしなければ、患者の歯は多量に抜かれ続けるだろう。もう抜かれている。
元インプラント外科・補綴専門医師の警告
東京職人歯医者