顕微鏡歯科治療ガイドライン素案(1)東京職人歯医者 |
東京超高画質マイクロCTスキャン顕微鏡歯科治療
チームイリタニコンセプト
2014.6.12
顕微鏡歯科治療ガイドライン
最高の歯科医療、最高の顕微鏡歯科治療を考える
顕微鏡歯科治療ガイドラインなので
「全ての患者、全ての治療、全ての過程を顕微鏡で行っていること」
が大前提である。
その証として治療時間中は全て動画記録をし保存しておくことも当然の要件となる。
顕微鏡で全て行うのでおのずとミラーテクニックは原則用いないフルタイム、ダイレクト、ワーキングビューとなる。
(顕微鏡歯科治療専門歯科医師は手の震えやいらつきの原因となる喫煙者は論外。非喫煙者に限る)
全てを顕微鏡で行えば審美的向上だけでなく、今までは残すことが不可能とされてきた抜歯するはずの歯がかなり高確率で多く残せるようになった。顕微鏡歯科治療だけを行う歯科医師はインプラントケースが激減でる。患者にとっても歯医者が喜ぶネジコロインプラントにされる機会を失うので朗報だろう。
10年前は残すことが困難であった歯が残せるだけではなく、簡単な虫歯治療でも顕微鏡歯科治療で行えば侵襲が少なく長期に長く持たせることが可能となったのである。
思ったことを羅列、素案である。ここよりまとめながらすすめる。いずれも歯科医学では常識なことであるがルールと柵だらけの保険歯医者には困難なことばかりであろう。
1)修復物・補綴物セット後フロスの出し入れが「パチパチ」とささくれずに行えること
(材質やモノの問題ではない。歯科医師の技術力の問題となる。これは患者が良い歯科医師を選ぶ際に最もわかりやすい指標だろう)
2)インレー、クラウンの過程でテンポラリー(仮歯)を必ず作製すること
(テンポラリーがなければ感染の危険だけなく歯の移動を生じるので絶対必要、根管治療中は特に重要)
3)全ての患者で研究用模型とフェースボートランスファーなどを行い半調節性咬合器に付着していること
常に患者の脇に咬合器に付着した模型を置き注意深く観察すること
4)全ての患者で口腔外・口腔内の写真撮影を行うこと
5)あらゆる治療で可能な限りラバーダム防湿法を行うこと
6)治療に集中するには個室診療または医院は貸し切り状態となる。
7)同時並列診療のない完全予約制である。
8)個室診療・完全予約制でるので患者1人に専任のアシスタントと歯科医師がつく
9)歯科材料は現代歯科学で最も有効といわれるモノのみ患者の状態により選択すること
10)歯肉圧排(顕微鏡でのみ見えるのでフィニッシングラインが見えるので確実である)
11)根管治療・ポスト形成は顕微鏡でのみ見えるのでキレイに行える
12)顕微鏡でのみ見えるのでセメント除去が確実に行える
13)必然的に一日に見ることが出来る患者数は限られるので滅菌管理が行える。
一般的な小規模歯科医院で一日10名以上となったならもはや全てを滅菌するということ不可能である。
14)顕微鏡でのみ見えるので咬合調整が行える
15)顕微鏡でのみ見えるのでコンポジットレジン充填が確実に行える
16)口腔外科処置(顕微鏡でのみ見えるので偶発症の確立も提言する
20)歯科衛生士(顕微鏡でのみ見えるのでプラーク・歯石・色素沈着除去がよくできる。
21)ポスト・コア除去。顕微鏡でのみ見えるので確実に行える。当オフィスではほとんどのケースで30分程度で安全に除去をしている。顕微鏡でのみ見えるので除去時の破折はない。
22)顕微鏡でのみ見えるので審美的な治療がキレイ
23)最新の接着技術情報を日々収集すること。
24)顕微鏡でしか出来ない咬合
25)顕微鏡でしか出来ないプレパレーション
26)清潔と安全が第一
患者の口の中に入る全て医療器具・機械は滅菌されていることとする。出来ないものは使い捨て製品とする
滅菌物は滅菌保証されたモノに限る。
滅菌作業を行う従事者は訓練を受けているものに限る
まだまだあるがこのようなネタでガイドラインを作製していくこととする。
東京職人歯医者